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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
「流川、お前の伯父さんなんかすげー面白いし、すげーかっこいいな」
からかいよりも本音に近いそれで、感心したように隣りの同級生が告げてくる。
「伯父さんてさ…本人ハタチで、姪の私がもうすぐ二十一とか色々おかしいでしょ」
泉夏の指摘に、その場が沸く。
「うん。けど有り得ないって思う事でも、信じてしまいそうになる、なんか」
その意見に、皆で頷くしかない。
泉夏もそれは同調するところだったので、反対意見を述べる事はしなかった。
「惚れるなよ。気持ちはよく分かるけど、残念ながら俺は男には一ミリも興味がない。無駄に泣かせたくないから、一応先に断っとく」
灰皿に煙草を押し付けながら、龍貴がこれまた真面目に忠告すれば、再び笑いが起こる。
店に到着してものの十分で、既に彼の独壇場《どくだんじょう》だった。
「そうだよう!今日は龍貴さんに会えるの凄く楽しみにして来たんだから、男子達ばかりで盛り上がんないでよー!」
次は自分(だけ)の番だとでも言いたげに、麻衣がさりげなく龍貴に身体を寄せた。
からかいよりも本音に近いそれで、感心したように隣りの同級生が告げてくる。
「伯父さんてさ…本人ハタチで、姪の私がもうすぐ二十一とか色々おかしいでしょ」
泉夏の指摘に、その場が沸く。
「うん。けど有り得ないって思う事でも、信じてしまいそうになる、なんか」
その意見に、皆で頷くしかない。
泉夏もそれは同調するところだったので、反対意見を述べる事はしなかった。
「惚れるなよ。気持ちはよく分かるけど、残念ながら俺は男には一ミリも興味がない。無駄に泣かせたくないから、一応先に断っとく」
灰皿に煙草を押し付けながら、龍貴がこれまた真面目に忠告すれば、再び笑いが起こる。
店に到着してものの十分で、既に彼の独壇場《どくだんじょう》だった。
「そうだよう!今日は龍貴さんに会えるの凄く楽しみにして来たんだから、男子達ばかりで盛り上がんないでよー!」
次は自分(だけ)の番だとでも言いたげに、麻衣がさりげなく龍貴に身体を寄せた。

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