この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
言われてみれば確かに最初は、彼女がいた気がする-ってか、いた。
『お兄さんの隣りは自分』だと、全員にうるさいくらいに言い含めてた記憶が甦る。
でもさっきまではいなかったし-そもそも自分はただ呼ばれるまま、指示されるまま、この場所に座ったに過ぎない。
救いを求めるように、大樹は命じた本人を恐る恐る窺う。
しかし肝心の龍貴は謝るどころか、素っ気なく言い放った。
「そこ麻衣ちゃんの席だから、伊東君避けてよ」
ここに座れと顎で示したのは誰でしたっけ-とは、口が裂けても言えない。
釈然としなかったが、でも言い返す勇気もなく。
重い息を吐《つ》き、大樹は立ち上げる。
元いた席に戻ろうとし-それを制したのは、他ならぬ龍貴だった。
「どこ行くの、伊東君」
「いや、どこって…」
訝しがる大樹に、龍貴は思いも寄らない事を口にした。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ