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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
『繊細な心』だなんて、どの口が言ってるのだろう-甚《はなは》だ疑問である。
全てを見透かしているかのような意味あり気な笑顔に、ひとことぐらい何かを言ってやりたくもなる。
でも『皆《みんな》に知ってもらえてちょうど良かった』は、嘘や隠し事を好まない彼の本心からの言葉だとも思うし。
そう思えれば、ほんと苦労はしないけど-泉夏が黙り込んでいれば、紫煙を燻《くゆ》らせながら龍貴は煽ってくる。
「ならそんな浮かない顔してないで、立派でかっこいい彼氏自慢してやれば?皆《みんな》興味津々みたいだけど?酒の席だし、どんだけのろけようが許してくれると思うけど」
-多分な。
そこで龍貴は、自分の膝を叩いた。
「そもそも最初から、有栖川先生を肴にして飲む予定だったんだ。忘れてた」
-ね、麻衣ちゃん?
急に話題を振られた麻衣が、呆けたような表情をする。
「『大学では興味ない振りして澄ましてた有栖川先生』が、どんな風に女子大生をたぶらかしたのか、麻衣ちゃんも詳しく聞きたいよなあ?」
龍貴の揶揄にさしもの麻衣も頬を赤らめたが、やがて小さく頷いた。
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