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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
「君達はさ、今日初めて泉夏と先生の関係聞いてどう思った?」
次はどの料理を攻めるべきか-かなり箸を迷わせながら、その場の男子学生に龍貴は問いを投げた。
「泉夏はこう言ってるけど、先生が大学にいた時から実はこっそり付き合ってたんじゃなかって思ってたりする?」
探るような目で見られた『ササキ君』が、一瞬の間を置いて開口した。
「いや…正直、流川の相手が有栖川先生だって知って、最初はかなり驚きはしたけど。でも流川の話を聞いて『ああ、そうなんだ』って俺は特に疑いもしなかった」
その意見に賛同する空気が流れる。
「『へー、そうなんだ』って、思ったぐらいだよな」
「あの有栖川先生は『有り得ない』よなあ」
クラスメート達の話の輪に、麻衣は割り込む。
「そうそう。大学にいた頃はほんっとに、アウトオブ眼中だったから。講義終わりに毎回理由付けて行っても、最低限の質問に答えてすぐに終了だったし。親友の私が保証する」
「あー、なんか目に浮かぶ」
爆笑が起こり。
『保証』ってさ-泉夏の胸中はなんだか複雑なものとなる。
次はどの料理を攻めるべきか-かなり箸を迷わせながら、その場の男子学生に龍貴は問いを投げた。
「泉夏はこう言ってるけど、先生が大学にいた時から実はこっそり付き合ってたんじゃなかって思ってたりする?」
探るような目で見られた『ササキ君』が、一瞬の間を置いて開口した。
「いや…正直、流川の相手が有栖川先生だって知って、最初はかなり驚きはしたけど。でも流川の話を聞いて『ああ、そうなんだ』って俺は特に疑いもしなかった」
その意見に賛同する空気が流れる。
「『へー、そうなんだ』って、思ったぐらいだよな」
「あの有栖川先生は『有り得ない』よなあ」
クラスメート達の話の輪に、麻衣は割り込む。
「そうそう。大学にいた頃はほんっとに、アウトオブ眼中だったから。講義終わりに毎回理由付けて行っても、最低限の質問に答えてすぐに終了だったし。親友の私が保証する」
「あー、なんか目に浮かぶ」
爆笑が起こり。
『保証』ってさ-泉夏の胸中はなんだか複雑なものとなる。

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