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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
「ササキ君に教えてやってよ。このままだと俺、嘘吐きになっちゃう」
でもかなり誇張してるんだろうな-そんな心の中を見事読まれたらしい。
龍貴は隣りの泉夏に声をかけた。
直々の指名に、泉夏はやれやれと息を吐ついた。
「…龍のうちは、私の家の五軒隣りなんだけど。バレンタインの時期になると、確かに毎年門の外まで女の子の行列が出来てたかな」
「…マジ?」
流石に大袈裟だろと思っていたのに、証人が現れたとあっては信用せざるを得なくなってくる。
訊き返してくる『笹木君』に、泉夏は頷く。
「うん、マジで。登下校にもらって、学校でもらってからの、家でもだからね。龍のうちだけではとても消費出来なくてお裾分け…ってか、ほぼ強引に押し付けられてたから。…あ、後は、誕生日にもらうプレゼントも。愛想良くもらう割には『いらないから』って-」
そこまで事実を並べて、改めて思う。
『ありがとう』って笑みを浮かべてひとつ残らずもらうくせに-結構、酷い。
まあ、大量のチョコだのプレゼントだの、ひとりでは到底対処不可能レベルではあったけど。
でもかなり誇張してるんだろうな-そんな心の中を見事読まれたらしい。
龍貴は隣りの泉夏に声をかけた。
直々の指名に、泉夏はやれやれと息を吐ついた。
「…龍のうちは、私の家の五軒隣りなんだけど。バレンタインの時期になると、確かに毎年門の外まで女の子の行列が出来てたかな」
「…マジ?」
流石に大袈裟だろと思っていたのに、証人が現れたとあっては信用せざるを得なくなってくる。
訊き返してくる『笹木君』に、泉夏は頷く。
「うん、マジで。登下校にもらって、学校でもらってからの、家でもだからね。龍のうちだけではとても消費出来なくてお裾分け…ってか、ほぼ強引に押し付けられてたから。…あ、後は、誕生日にもらうプレゼントも。愛想良くもらう割には『いらないから』って-」
そこまで事実を並べて、改めて思う。
『ありがとう』って笑みを浮かべてひとつ残らずもらうくせに-結構、酷い。
まあ、大量のチョコだのプレゼントだの、ひとりでは到底対処不可能レベルではあったけど。

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