この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
けれど、どうかすれば泣き出しそうな顔を見れば-ショックを受けるくらいには『好きな気持ち』に変わりはなさそうだった。
こう言ってはほんとなんだけど、またしても進んで火種を作った感がある。
何もこんな場で白状しなくても-恨みごとのひとつも言いたくなってしまうけど、それもすべて今更。
『失恋した相手』が自分だとは、流石の彼も口にはしないだろうが-どうやってこのピンチを切り抜けるのだろう。
「失恋したなんて、麻衣ちゃんには知られたくなかったなあ」
どきどきしながら泉夏が彼の出方を待っていれば、龍貴は恥じ入るように微かに笑った。
「たったひとりの女も自分のものに出来ないなんて、最高にかっこ悪いじゃん?折角麻衣ちゃんが好きって言ってくれてるのに…情けない男だなあって、がっかりした?」
「そんなこと…!」
麻衣は急いで否定する。
こう言ってはほんとなんだけど、またしても進んで火種を作った感がある。
何もこんな場で白状しなくても-恨みごとのひとつも言いたくなってしまうけど、それもすべて今更。
『失恋した相手』が自分だとは、流石の彼も口にはしないだろうが-どうやってこのピンチを切り抜けるのだろう。
「失恋したなんて、麻衣ちゃんには知られたくなかったなあ」
どきどきしながら泉夏が彼の出方を待っていれば、龍貴は恥じ入るように微かに笑った。
「たったひとりの女も自分のものに出来ないなんて、最高にかっこ悪いじゃん?折角麻衣ちゃんが好きって言ってくれてるのに…情けない男だなあって、がっかりした?」
「そんなこと…!」
麻衣は急いで否定する。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


