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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
「お兄さんを袖にする贅沢女の事なんて早く忘れて、新しい恋をしましょう!」
憤然とする麻衣にげらげら笑いながら、龍貴は大樹に視線をやった。
「…だって。伊東君」
「え」
なんの前触れない『だって』に、大樹の脳内は疑問符で満たされる。
「自分を振った女の事なんか早く忘れて、新しい恋をしようだって」
何を指して言っているのか-今度は十分過ぎるくらい理解し、大樹は動揺する。
そんな大樹にすかさず、周りの友達から突っ込みが入る。
「なに、龍貴さんだけじゃなくお前も失恋中だったの?」
「誰だよ、大学の奴?」
泉夏は冷や汗の連続だが、大樹が適当に受け流してくれたので、どうにか命拾いする。
「失恋は新しい恋で癒す…確かに一理あるかな」
呟き。
龍貴はいつものからかいを封印した。
「俺と同じで伊東君も女の趣味は悪くないだろうから、伊東君を『いいな』って言ってくれる女子はきっとすぐ現れると思うよ」
「…はい」
素直に頷く大樹に、龍貴は満足げに笑う。
憤然とする麻衣にげらげら笑いながら、龍貴は大樹に視線をやった。
「…だって。伊東君」
「え」
なんの前触れない『だって』に、大樹の脳内は疑問符で満たされる。
「自分を振った女の事なんか早く忘れて、新しい恋をしようだって」
何を指して言っているのか-今度は十分過ぎるくらい理解し、大樹は動揺する。
そんな大樹にすかさず、周りの友達から突っ込みが入る。
「なに、龍貴さんだけじゃなくお前も失恋中だったの?」
「誰だよ、大学の奴?」
泉夏は冷や汗の連続だが、大樹が適当に受け流してくれたので、どうにか命拾いする。
「失恋は新しい恋で癒す…確かに一理あるかな」
呟き。
龍貴はいつものからかいを封印した。
「俺と同じで伊東君も女の趣味は悪くないだろうから、伊東君を『いいな』って言ってくれる女子はきっとすぐ現れると思うよ」
「…はい」
素直に頷く大樹に、龍貴は満足げに笑う。

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