この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第59章 決断と独占の果て1(再編中)
「元気だった?」
『分かり切った質問』なのは百も承知。
毎日のようにメールを交わし、パソコンの画面越しであれ、互いの顔を見ながら会話をしてきた。
改めて訊く必要などないのだけど。
「…うん」
秀王の問いに、泉夏は力強く首を振った。
『昨日、スカイプで話したじゃない』-そんな野暮な事は、勿論言わない。
スマートフォンやパソコンのモニターを介してではなく。
今こうして抱き合っている恋人の口から直接聞きたい。
それらは完全に、似て非なるものだった。
泉夏の返答に秀王は満足し、彼女の髪にそっと触れた。
「髪…伸びたね」
「うん」
「とてもいい匂いもする」
「…うん」
「初めて嗅ぐ香りのような気がするんだけど…もしも間違ってたらごめん」
「…うん」
「俺をどうこう言えない。泉夏もさっきから『うん』ばっかりだ」
今度は秀王が笑う番だった。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ