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桜の季節が巡っても~追憶~
第59章 決断と独占の果て1(再編中)
「一応断っておくけど、下心があったからじゃないよ?泉夏が本当に寒そうで、純粋にどうかしてあげたいって思ったんだ」
あまりにも真剣な眼差しに、念の為の断りを秀王は入れた。
「実際に行動に移さなかったのは…その時の俺と泉夏は、あくまでも『先生と学生』だったから。自分の大学での立場もだけど…何より、泉夏に迷惑がかかるような行為は出来ないと思ったから」
-だから。
話す度、どんどん言い訳のようになってきて、秀王は居心地が悪くなってくる。
『寒そう』じゃなく『絶対寒かった』彼女を理由はどうあれ、見て見ぬ振りをした事に変わりはない。
今の自分だったら考える必要もなく、したいようにするのに。
「…うん。優しさから心配してくれた先生の心も、あの時の私達には何もしないのが最良の方法だったのもよく分かってる」
だから余計に、目の前の彼女が理解を示してくれて、秀王は心底安堵した。
あまりにも真剣な眼差しに、念の為の断りを秀王は入れた。
「実際に行動に移さなかったのは…その時の俺と泉夏は、あくまでも『先生と学生』だったから。自分の大学での立場もだけど…何より、泉夏に迷惑がかかるような行為は出来ないと思ったから」
-だから。
話す度、どんどん言い訳のようになってきて、秀王は居心地が悪くなってくる。
『寒そう』じゃなく『絶対寒かった』彼女を理由はどうあれ、見て見ぬ振りをした事に変わりはない。
今の自分だったら考える必要もなく、したいようにするのに。
「…うん。優しさから心配してくれた先生の心も、あの時の私達には何もしないのが最良の方法だったのもよく分かってる」
だから余計に、目の前の彼女が理解を示してくれて、秀王は心底安堵した。

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