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桜の季節が巡っても~追憶~
第10章 朝帰りの出来事1
で、ほろ酔いのまま、アパートに泊めてもらい。
その時はそれこそ事前に涼の許しを貰っておらず、いきなりの外泊となってしまい、ご機嫌をとる為、今朝の様に急いで帰宅した。
今から思えば、それを止めておけば良かったのだけれども。
昨日と今日(と可能なら、明日)、夏休みの旅行の計画を立てたいから、連続でまた麻衣の家に泊まりに行ってもいいか?-事前に兄にお伺いを立てていたのだが、見事にNGを食らっていた。
毎週連日迷惑極まりないだろ-それは、ごもっとも(嘘なんだけどさ…)
それでもどうにか粘って、昨日は外泊の許可を得て、先生と一晩過ごす事が出来た。
本当は滅多に逢えないから、あと二日、一日中ずっとふたりでいれたらどんなにか幸せなんだろう-そう、思うけど。
まさかそんな事、正直に話す訳にもいかず。
ってか、正直に喋ったら、どんな騒動になるか-想像しただけで、恐ろし過ぎる…。
はあ…。
思わず、切ない溜め息が、漏れる。
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