この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第10章 朝帰りの出来事1
再び、吐息が零れる。
「悪気はないんだから、許してあげなさいよ。いつもの如く、あなたの事がただ心配なだけよ」
ちょっと大袈裟だけどね-絢子は笑った。
その花が咲いたような笑みに、泉夏の心の刺々しいものが溶けてゆく。
「分かってるよ、ママ」
自然、こららも笑顔になる。
そんな事、十分(じゅうぶん)分かってる。
兄がどれだけ私を好きで。
どれだけ心配してくれているか。
勿論、ちゃんと、知っている。
けど、でも-、
「…ちょっと、うざいんだよね」
本音がつい、出てしまう。
絢子は、肩を揺らした。
「悪気はないんだから、許してあげなさいよ。いつもの如く、あなたの事がただ心配なだけよ」
ちょっと大袈裟だけどね-絢子は笑った。
その花が咲いたような笑みに、泉夏の心の刺々しいものが溶けてゆく。
「分かってるよ、ママ」
自然、こららも笑顔になる。
そんな事、十分(じゅうぶん)分かってる。
兄がどれだけ私を好きで。
どれだけ心配してくれているか。
勿論、ちゃんと、知っている。
けど、でも-、
「…ちょっと、うざいんだよね」
本音がつい、出てしまう。
絢子は、肩を揺らした。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


