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桜の季節が巡っても~追憶~
第10章 朝帰りの出来事1
「涼の中では、あなたはいつまでも幼稚園児か小学生のままなのね。-もう、二十歳(はたち)の大人になったのにね?」
-そして、いつの間にか、恋も覚えたのね。
さらりと付け足された言葉に、泉夏は目を丸くして、右隣りの母親を見る。
「彼氏とお泊りしたいの、泉夏」
意地の悪いそれで、絢子は娘の顔を覗き込んだ。
一気に駆け巡る、身体中の、血液。
真っ赤な顔で、泉夏は母親を見返す。
「マ、ママっ…」
後が続かない。
「ねえ、どんなひと?」
「…ど、どんなって」
「大学のひと?かっこいい?」
「…大学のひと、では、ないかな。…でも、とっても素敵なひと。かっこ良くて、頭が良くて。私には、ほんと、勿体ないくらいの」
-そして、いつの間にか、恋も覚えたのね。
さらりと付け足された言葉に、泉夏は目を丸くして、右隣りの母親を見る。
「彼氏とお泊りしたいの、泉夏」
意地の悪いそれで、絢子は娘の顔を覗き込んだ。
一気に駆け巡る、身体中の、血液。
真っ赤な顔で、泉夏は母親を見返す。
「マ、ママっ…」
後が続かない。
「ねえ、どんなひと?」
「…ど、どんなって」
「大学のひと?かっこいい?」
「…大学のひと、では、ないかな。…でも、とっても素敵なひと。かっこ良くて、頭が良くて。私には、ほんと、勿体ないくらいの」

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