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桜の季節が巡っても~追憶~
第12章 朝帰りの出来事3
「有栖川先生とのデートの場所まで、よりによって龍に送ってもらうだなんて。私ってなんてやな女なんだろ。自分の最低さを恨んでも恨み切れない…そんな感じ?」
龍貴は小馬鹿にしたように笑った。
しかし。
次の言葉は内容とは裏腹に、とてつもなく、この上なく、優しかった。
「馬鹿か、お前は」
「…だって」
やっぱり、言うべき言葉が見付からず、それ以上は口を開けない。
「お袋からお前が朝帰りしたって聞いて、すぐに有栖川先生帰って来たのかなって思ったよ。二股かけるようなタイプじゃないし。ましてや、あんなに想い続けてやっと両想いになった先生と、こんなにすぐに別れる訳ないとも思ったし」
「…」
「だから、これからまた逢いに行くのも先生だって分かってたし。知ってて、送ってくって言ったんだし。お前が何かを思い悩む必要なんて、これっぽっちもないんだけど?」
いつもと変わらない龍貴の優しさに、泉夏は泣きたくなる。
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