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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
更に顔を真っ赤に変化させた泉夏を秀王は確認し、一笑した後(のち)、彼女の口唇を軽く、吸った。
睫を伏せ、それを受け入れながら、泉夏は心の中で思う。
大丈夫じゃない。
そんなの、もう、とっくに。
ちょっと待ってて-そう言って少しの間、私の側から離れたのに。
やっと、してもらえる-期待して、待っていたのに。
すぐに戻って来てくれた。
すぐに、して-そう、思っていたのに。
すぐにしてくれたのは、再びの愛撫。
どうして-思ったけれど、身体は反応してしまう。
焦らされながらも、悦んでた。
でも。
もう。
本当に、限界。
これ以上は、お願いだから、焦らさないで-…。
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