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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
自分自身の事なのに、自分が一番良く分からなくなってくる。
どうしたらいいのか分からない。
このまま快楽に身を委ねてしまってていいのか。
深みに嵌る前に抜け出した方がいいのか。
この気持ちの良さを何度も重ねたらどうなってしまうのか。
毎回毎回、もうだめだと思うくせに。
毎回毎回、どうしても欲しいだなんて-。
「せんせ…」
救いを求め、背後に左手を伸ばす。
その腕をとり、秀王は彼女の左側に顔を寄せた。
「泉夏?」
柔らかで、温かな息が、かかる。
泉夏もまた、左側に首を捩じり、彼を見る。
「先生-」
「泉夏?」
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