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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
自分達には今、限られた時間しかないのに。
その決められた時を結局、自分の好き勝手に使ってしまい、今はもう午後の一時を超えている。
彼女の行きたい場所へ行こう-言っておきながら。
そこへ行く時間を、随分削ってしまった。
謝って済む訳じゃないけれど-秀王は、泉夏に告げた。
「折角、早起きして、着替えて来てくれたのに。すぐに出掛けようとしていたのに。結構時間が過ぎてしまった。泉夏の思い通りにしてあげられなかった。…尤も、俺の予定とも全然違ってしまっているけれど-」
自分を静かに見詰める彼女に、秀王は僅かに口角を上げて、笑った。
「ごめんね、泉夏」
「…謝られるような事、私、何もされてないよ?」
「午前中は全部潰してしまった。その時間もあれば、もっと、どこかに行けたのに。泉夏も最初はそう思っていたよね?」
「…まあ、思ってはいたけど」
その決められた時を結局、自分の好き勝手に使ってしまい、今はもう午後の一時を超えている。
彼女の行きたい場所へ行こう-言っておきながら。
そこへ行く時間を、随分削ってしまった。
謝って済む訳じゃないけれど-秀王は、泉夏に告げた。
「折角、早起きして、着替えて来てくれたのに。すぐに出掛けようとしていたのに。結構時間が過ぎてしまった。泉夏の思い通りにしてあげられなかった。…尤も、俺の予定とも全然違ってしまっているけれど-」
自分を静かに見詰める彼女に、秀王は僅かに口角を上げて、笑った。
「ごめんね、泉夏」
「…謝られるような事、私、何もされてないよ?」
「午前中は全部潰してしまった。その時間もあれば、もっと、どこかに行けたのに。泉夏も最初はそう思っていたよね?」
「…まあ、思ってはいたけど」

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