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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
何故、いつも、自分をこんなにも夢中にさせるのだろう。
何故、いつも、自分をこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるのだろう。
本当に。
本当に。
好きで仕方がない。
好きで好きで、堪らない-…。
「初めてのデートの場所が図書館だなんて、なんか私達らしくない?」
泉夏が言い。
「そうかもしれない。寧ろ、相応しい場所かもしれない」
これ以上ない幸福感に包まれながら、秀王は微笑した。
あの時とは違う。
先生と学生じゃない。
あの時は、まさか、想像すら出来なかった。
夢見るだけで、精一杯だった。
今日は。
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