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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
そうだよ、先生-泉夏は、改めて、彼に告げた。
「私に負い目なんて感じないで。引け目も遠慮も、そんなのいらない。私に言いたい事は全部教えて。私にしたい事は全部、して-」
口にしてから、なんて大胆な発言-思ったけど。
多分変な事はされないだろうし-恥ずかしかったけれど、とりあえず良しとする。
泉夏の言葉を受け、喜びを感じ、秀王は思い切って開口した。
「…もしもだけど」
「うん?」
「もしも。泉夏がまたどこかに行って来てもいいって、メールを送ってきたとしたら。次は『行って欲しくない』って返事をしてもいい?…そしたら泉夏は、行かないでくれる?」
驚きに目を見開き、泉夏は秀王を見上げた。
泉夏の双眸に映る彼は、不安と期待が入り混じった複雑な表情で、こちらを見ていた。
「行ってもいいけど。でも、いつもは行って欲しくない。この間は映画に行ったから-」
-次は、行かないで欲しい。
言われ、もうこれ以上は無理なくらい、更に彼女の両眼は大きくなった。
「私に負い目なんて感じないで。引け目も遠慮も、そんなのいらない。私に言いたい事は全部教えて。私にしたい事は全部、して-」
口にしてから、なんて大胆な発言-思ったけど。
多分変な事はされないだろうし-恥ずかしかったけれど、とりあえず良しとする。
泉夏の言葉を受け、喜びを感じ、秀王は思い切って開口した。
「…もしもだけど」
「うん?」
「もしも。泉夏がまたどこかに行って来てもいいって、メールを送ってきたとしたら。次は『行って欲しくない』って返事をしてもいい?…そしたら泉夏は、行かないでくれる?」
驚きに目を見開き、泉夏は秀王を見上げた。
泉夏の双眸に映る彼は、不安と期待が入り混じった複雑な表情で、こちらを見ていた。
「行ってもいいけど。でも、いつもは行って欲しくない。この間は映画に行ったから-」
-次は、行かないで欲しい。
言われ、もうこれ以上は無理なくらい、更に彼女の両眼は大きくなった。

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