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桜の季節が巡っても~追憶~
第17章 三年目のデート2
言われ、泉夏は恥ずかしさに赤くなってしまう。
「別に、変な意味で言ったんじゃない」
重ねて苦笑いされ、どんどん頬に差す紅(べに)は濃くなってゆく。
「…し、知ってるしっ」
狼狽えながら、返すのがやっとだ。
なら、いいんだけど-余裕の笑みで顔を撫でられ、増々泉夏は納得がいかない。
一言、言い返してやりたい-悔しがる泉夏に、彼の声が届く。
「明日は一日中…夜も一緒にいれるって、思っていていいの?」
「…うん」
「泉夏といれる最後の日だから。凄く、嬉しいよ」
微笑まれ、泉夏の胸は瞬時に打ち抜かれる。
地団太を踏んでいた事などあっと言う間に忘れ、心臓はどきどきを開始する。
この笑顔に弱いんだ-泉夏は幸せを噛み締めながら、左隣りに座る彼の肩に頭を預けた。
少し遅めの昼食の後(のち)。
歩道の隅で、スマホで検索したところ、夕方から面白そうな映画を上映する事を知り、まず最初は図書館に向かった。
「別に、変な意味で言ったんじゃない」
重ねて苦笑いされ、どんどん頬に差す紅(べに)は濃くなってゆく。
「…し、知ってるしっ」
狼狽えながら、返すのがやっとだ。
なら、いいんだけど-余裕の笑みで顔を撫でられ、増々泉夏は納得がいかない。
一言、言い返してやりたい-悔しがる泉夏に、彼の声が届く。
「明日は一日中…夜も一緒にいれるって、思っていていいの?」
「…うん」
「泉夏といれる最後の日だから。凄く、嬉しいよ」
微笑まれ、泉夏の胸は瞬時に打ち抜かれる。
地団太を踏んでいた事などあっと言う間に忘れ、心臓はどきどきを開始する。
この笑顔に弱いんだ-泉夏は幸せを噛み締めながら、左隣りに座る彼の肩に頭を預けた。
少し遅めの昼食の後(のち)。
歩道の隅で、スマホで検索したところ、夕方から面白そうな映画を上映する事を知り、まず最初は図書館に向かった。

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