この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第17章 三年目のデート2
図書館に行く度に、読んで。
図書館に行く度に、借りて。
何十回読んだだろう。
ページを捲ってはひととき、あなたを身近に。
あなたを感じ。
あなたを想い。
ここにいないあなたが、やっぱり恋しくて。
ここにいないあなたに、やっぱり泣けて。
恋しくて、恋しくて。
泣けて、泣けて。
捲ったページに零れた涙を、急いで幾度、拭った事か。
ようやくその本がどれだったか分かり、泉夏の胸に迫るものがあった。
「…私も、この本、大好き」
手渡された本を大事そうに抱き締め、泉夏は僅かな音量で呟いた。
その声を受けて、秀王は嬉しそうに微笑んだ。
図書館に行く度に、借りて。
何十回読んだだろう。
ページを捲ってはひととき、あなたを身近に。
あなたを感じ。
あなたを想い。
ここにいないあなたが、やっぱり恋しくて。
ここにいないあなたに、やっぱり泣けて。
恋しくて、恋しくて。
泣けて、泣けて。
捲ったページに零れた涙を、急いで幾度、拭った事か。
ようやくその本がどれだったか分かり、泉夏の胸に迫るものがあった。
「…私も、この本、大好き」
手渡された本を大事そうに抱き締め、泉夏は僅かな音量で呟いた。
その声を受けて、秀王は嬉しそうに微笑んだ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


