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桜の季節が巡っても~追憶~
第19章 日曜日の朝2
「お前。俺の顔見て、今、うわ!って、言ったろ」
灰皿に灰を落としつつ、龍貴は鋭い眼光を泉夏に向ける。
「なんか、すっごいむかついたんだけど」
「…そんな睨まないでよ。怖いよ」
「お前が、うわ!言うからだろ」
「…言ってない」
「口ではな。でも心の中で、うわ!絶対言ったろ」
「…そんなの」
-言いました。
とは、口が裂けても言えず。
顔を横に反らす。
コンビニの店内に目を泳がせつつ、内心は冷や汗だ。
「なんか俺に会っちゃってまずいなって、顔に見えたけど?」
煙草の煙を宙に吐き出しつつ、龍貴はちくちく責める。
「有栖川先生に怒られちゃう…とか?」
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