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桜の季節が巡っても~追憶~
第19章 日曜日の朝2
恥ずかしげもなく言ってくる泉夏に、龍貴は薄い苦笑いを浮かべる。
「何?褒めてもなんも出ないけど?…あ、家の冷蔵庫にケーキはあったかも」
彼の呟きに、泉夏もまた苦笑して続けた。
「何かが欲しくて言ってる訳じゃないよ。ほんとにそう思っているから。…あ、でも。勿論、先生の次にだけどね」
はいはい-微かに口元をつり上げ、龍貴は喫煙所から立ち去ろうとし、
「今からまたデート?休日を満喫してて羨ましい限りだな」
「…龍はお仕事だもんね」
「まあ、毎週だから慣れたもんだけどな。…昨日はどこ行ったの?」
訊かれ、泉夏は小声で答える。
「…図書館」
「えっ、図書館…?」
龍貴の顔色が変わる。
「初デートが図書館?お前、実は愛されてないんじゃないの?」
本気で心配され、泉夏は真っ赤になって抗議する。
「何?褒めてもなんも出ないけど?…あ、家の冷蔵庫にケーキはあったかも」
彼の呟きに、泉夏もまた苦笑して続けた。
「何かが欲しくて言ってる訳じゃないよ。ほんとにそう思っているから。…あ、でも。勿論、先生の次にだけどね」
はいはい-微かに口元をつり上げ、龍貴は喫煙所から立ち去ろうとし、
「今からまたデート?休日を満喫してて羨ましい限りだな」
「…龍はお仕事だもんね」
「まあ、毎週だから慣れたもんだけどな。…昨日はどこ行ったの?」
訊かれ、泉夏は小声で答える。
「…図書館」
「えっ、図書館…?」
龍貴の顔色が変わる。
「初デートが図書館?お前、実は愛されてないんじゃないの?」
本気で心配され、泉夏は真っ赤になって抗議する。

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