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桜の季節が巡っても~追憶~
第19章 日曜日の朝2
でも。
そう言われてみると。
想像してみると。
そこまで過激には考えないにしても-、
「本当に好きな相手なら、そういう気持ちになって当然だと思うけど」
龍貴は意味あり気に、口角を上げた。
そして、鋭く言い放つ。
「泉夏。お前本当に、先生に愛されてんの?」
「…今日の龍はなんなの。凄く意地悪だよ」
眉根に皺を寄せ、泉夏は目の前の彼を睨む。
「状況が全然違うじゃん。龍は泣いてる私に困って、どうにか泣き止まそうとしてくれただけじゃん。優しく慰めてくれただけじゃん。他の気持ちなんかない。そういう事、私、先生にちゃんと話したもん。龍の事、万が一にも悪く思われたくないから。大好きな龍の事、誤解されたくないから。先生もちゃんと分かってくれたもん。だから、怒らないでいてくれたんだもん」
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