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桜の季節が巡っても~追憶~
第22章 三年目のデート5
秀王は泉夏の手をコップから離し、彼女に告げた。
「とりあえず、ここから出ようか」
異論はなく、泉夏は頷き、彼に従う。
黙ってただ座っているだけでは、間もなく、涙が頬を伝ってしまう。
なら。
場所を変え。
歩きながら。
気分転換を図った方がいい。
またしてもレジで全額を払ってもらい、会計を済ませた後(のち)、店を出て右側へ進む。
次に行く所はまだ決定していなかったから、彼が適当に進む方向へ、手を引かれ、ついてゆく他ない。
眼鏡をかけた怜悧なその横顔は、何も語らない。
わざと、そっとしてくれているのか。
はたまた。
泣きかけた自分の扱いに困り、対処法を思い巡らせているのか。
何れかは泉夏には計り兼ねたが、とりあえず、謝罪せずにはいられなかった。
「とりあえず、ここから出ようか」
異論はなく、泉夏は頷き、彼に従う。
黙ってただ座っているだけでは、間もなく、涙が頬を伝ってしまう。
なら。
場所を変え。
歩きながら。
気分転換を図った方がいい。
またしてもレジで全額を払ってもらい、会計を済ませた後(のち)、店を出て右側へ進む。
次に行く所はまだ決定していなかったから、彼が適当に進む方向へ、手を引かれ、ついてゆく他ない。
眼鏡をかけた怜悧なその横顔は、何も語らない。
わざと、そっとしてくれているのか。
はたまた。
泣きかけた自分の扱いに困り、対処法を思い巡らせているのか。
何れかは泉夏には計り兼ねたが、とりあえず、謝罪せずにはいられなかった。

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