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桜の季節が巡っても~追憶~
第22章 三年目のデート5
「でも。あと、もうちょっと、待っていて欲しい。待ってて欲しいだなんて、どの面(つら)下げて言っているんだと、思ってるだろうけど。…でも、待っていて欲しい。お願いだから、待ってて欲しい。来年の春まで。日本に帰って来れたのなら、その時は四年分の想いを込めて、毎日ずっとずっと、きっと、泉夏を大事にするから。約束する」
-だから今は、どうか、もう、泣かないで。
とつとつと語られ、新たに、別の意味での涙が零れそうになる。
折角、なんとか引っ込めようとしていたのに。
再び強張り始めた泉夏の頬に、気遣うように、秀王の手が伸びる。
そこを優しく撫でられる直前。
「…無理だよ」
抑揚なく、泉夏は呟いた。
触れる寸前で、彼の手の動きが止まる。
「…先生に抱き締めてもらったって、絶対に泣き止めない」
きっぱりと言い切られ、秀王は絶句する。
次にかけるべき言葉が見付からない。
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