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桜の季節が巡っても~追憶~
第23章 誕生日の贈り物1
「泉夏の事は誰よりも信じてる。泉夏がどうこうじゃないんだ。…俺が、自分に自信がないから。勝手に悩んで、いつも不安になってる。こんなに嬉しい事を言ってくれて。こんなに可愛くて。こんなに一途で。こんなに…こんな最高の彼女はいない。もっと、そういう彼女に相応しい男だったら、こんなに思い悩まないで済んだのかなとか-」
「…先生が自信なかったら、世の中のひとは殆どみんなそうだよ。私だって」
-私だって、自信なんか。
先生に、相応しいかと言われれば、哀しいけど、そうじゃないかもしれない。
でも。
先生は、私を選んでくれた。
その揺るぎようのない事実だけを信じて。
先生が言ってくれる事全部、鵜呑みにして、嬉しがってるのに。
なのに。
肝心の先生がそんなだと、私だけだと言う言葉を簡単に信じてる自分こそ-凄く愚かに思えてきてしまう。
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