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桜の季節が巡っても~追憶~
第24章 誕生日の贈り物2
「…ありがと、先生」
それしか、言えなかった。
歩道に立ち止まり、辺りを一周見回した際。
偶然近くにあった、ジュエリーショップ。
ライトを浴びてきらきら輝く店頭の指輪やネックレスに、確かに一瞬、心奪われてしまった。
綺麗だな、素敵だな-純粋に、頬が緩んだ。
それを目にしていた彼に、半ば強引に店の前まで連れて行かれた。
物欲しそうな顔を、僅かでもしてしまっていたんだろうか-あまりの羞恥に、泣きそうになりながら、彼に訴えた。
ごめんなさい、先生-泉夏が本気で涙を零しそうになった時。
「泉夏がなかなか、欲しいものを教えてくれないから。俺が勝手に決めてもいい?」
秀王の言葉に、泉夏は開(あ)いた口のまま、固まってしまった。
「明日で…また暫くお別れだから。いつまでもこうしていたら、折角のデートの時間が勿体ないし?」
「…」
それしか、言えなかった。
歩道に立ち止まり、辺りを一周見回した際。
偶然近くにあった、ジュエリーショップ。
ライトを浴びてきらきら輝く店頭の指輪やネックレスに、確かに一瞬、心奪われてしまった。
綺麗だな、素敵だな-純粋に、頬が緩んだ。
それを目にしていた彼に、半ば強引に店の前まで連れて行かれた。
物欲しそうな顔を、僅かでもしてしまっていたんだろうか-あまりの羞恥に、泣きそうになりながら、彼に訴えた。
ごめんなさい、先生-泉夏が本気で涙を零しそうになった時。
「泉夏がなかなか、欲しいものを教えてくれないから。俺が勝手に決めてもいい?」
秀王の言葉に、泉夏は開(あ)いた口のまま、固まってしまった。
「明日で…また暫くお別れだから。いつまでもこうしていたら、折角のデートの時間が勿体ないし?」
「…」

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