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桜の季節が巡っても~追憶~
第24章 誕生日の贈り物2
「かわい…」
思わず漏れる、呟き。
身を乗り出すように見入る泉夏の真剣な横顔に、秀王は目を細めた。
「もっとよく見えるように、ケースから出してもらおうか?」
横から促すように言われ、つい、頷きそうになる。
「うん…あ!やっぱ、いいっ。これじゃないのにするっ」
肯定を否定に素早く切り替え、泉夏は大きく頭(かぶり)を振る。
入店した時から、さり気なく側に控えている店員に、正に声を掛けようとしていた秀王は、首を捻る。
気に入っていそうに見えたのは-勘違い?
引っ掛かりを覚え、彼女を次の言葉が欲しくて、横顔をそっと、見詰める。
視線に気付いた泉夏は、なんと誤魔化して良いか分からず、話が上手く続かない。
「あ、えっと…あ、こっちのも可愛い。もっと他のも、いろいろ見てから決めたいな、って…?」
やや上目使いに彼を見れば、秀王は何かを考え、そして、ショーケースの中にもう一度目をやった。
思わず漏れる、呟き。
身を乗り出すように見入る泉夏の真剣な横顔に、秀王は目を細めた。
「もっとよく見えるように、ケースから出してもらおうか?」
横から促すように言われ、つい、頷きそうになる。
「うん…あ!やっぱ、いいっ。これじゃないのにするっ」
肯定を否定に素早く切り替え、泉夏は大きく頭(かぶり)を振る。
入店した時から、さり気なく側に控えている店員に、正に声を掛けようとしていた秀王は、首を捻る。
気に入っていそうに見えたのは-勘違い?
引っ掛かりを覚え、彼女を次の言葉が欲しくて、横顔をそっと、見詰める。
視線に気付いた泉夏は、なんと誤魔化して良いか分からず、話が上手く続かない。
「あ、えっと…あ、こっちのも可愛い。もっと他のも、いろいろ見てから決めたいな、って…?」
やや上目使いに彼を見れば、秀王は何かを考え、そして、ショーケースの中にもう一度目をやった。

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