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桜の季節が巡っても~追憶~
第24章 誕生日の贈り物2
大きな嬌声を堪えるかのように。
泉夏は彼の頭を抱え込むが、そんな事をしてもなんにもならなかった。
一度口をついた淫らな声は、もう、自分自身では抑えられない。
「はあ…っ…や、だめ、せんせい…も、だめ…っ」
その先端は薄桃色から変化し、見る間に赤みを帯びる。
彼からの刺激を受ける度に、より硬く上を向き、はち切れそうになってくる。
それでも執拗に愛撫は続き。
啄(ついば)まれ。
吸われ。
舐められ。
時に甘噛みされれば、どんなに喘いでも喘ぎ足りず、喉は嗄れそうになってくる。
それでも、身体は決して解放されない。
辛そうにすら見える泉夏の様子を知っていながらも、それでも秀王は許してやらなかった。
今夜は最後だった。
彼女を愛せる最後の夜だった。
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