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桜の季節が巡っても~追憶~
第25章 出発前の甘い夜1
それでも尚、腰の動きは止む事はなく。
泉夏は必死に、彼にしがみ付く。
そして、いつしか。
いつもの、如く。
無意識の内、彼に合わせ、腰を振り始める自分がいた。
互いに腰を打ち付け合い、卑猥な水音を立てながら、ふたりは唇を重ねる。
しっかりと繋がった下半身と同じように。
ふたりの濡れた舌と舌も激しく絡み合った。
いつ果てるともなく続くキスの中。
「せんせ…」
泉夏は彼を求める。
彼女の唇を奪おうとしていた秀王は、泉夏を覗き込んだ。
「泉夏?」
-どうしたの?
間近で微笑まれ。
いつもの大好きな優しい笑顔を前に、恥ずかしくって、結局口を噤むしかなくなる。
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