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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
こうしてキスをして。
こうして身体を寄せて。
こうして吐息を感じ。
こうして温もりを感じ。
淋しさに浸っている暇があったら、あなたを記憶しておきたい。
あなたを残らず、全部。
またねの、ぎりぎりまで。
次に逢う日まで、あなたが隣りにいなくても、大丈夫なように。
「先生…もう寝る?」
内心どきどきしながら、泉夏は尋ねる。
寝てしまうには、正直まだ少し早いかな、という時間帯。
でも。
明日長旅をする彼を思えば、もう休んだほうがいいのではとも感じ。
かなり複雑な胸中で。
本当の気持ちは隠したままで。
でも、聞き分けのない子供だと思われたくなくて。
敢(あ)えて、訊く。
こうして身体を寄せて。
こうして吐息を感じ。
こうして温もりを感じ。
淋しさに浸っている暇があったら、あなたを記憶しておきたい。
あなたを残らず、全部。
またねの、ぎりぎりまで。
次に逢う日まで、あなたが隣りにいなくても、大丈夫なように。
「先生…もう寝る?」
内心どきどきしながら、泉夏は尋ねる。
寝てしまうには、正直まだ少し早いかな、という時間帯。
でも。
明日長旅をする彼を思えば、もう休んだほうがいいのではとも感じ。
かなり複雑な胸中で。
本当の気持ちは隠したままで。
でも、聞き分けのない子供だと思われたくなくて。
敢(あ)えて、訊く。

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