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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
「泉夏?」
心配そうな声音に-しかし、何も返せない。
沈み、黙りこくっている姿は-なんでもなくはない。
そういう事にあまり敏感ではない彼でさえ、それぐらいは分かる。
もうこれ以上は無理なくらいに身体を密着させ、泉夏の細い肩を、腰を、抱き寄せる。
「何か気に障るような事、言ってしまったのなら-」
謝りの言葉を口にしようとする秀王に、泉夏は頭(かぶり)を振る。
まだ何かを言ってくれた方がいいのだけど-秀王は困った笑いを浮かべるしかない。
「…もしかしてだけど。もしかして、まだ寝たくないって思ってる?」
「…」
「最初の日もこんな風だったなと思って。もし違っていたら、ごめんね」
「…もしかしてでも、もしでもない」
我慢しようと思ったけど、止めた。
淋しく思うのも、真実。
十も年下なのは、揺るぎようのない事実。

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