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桜の季節が巡っても~追憶~
第5章 濃蜜な再会1
アイスティーの脇に置いていたスマホが、震える。
メールの受信を知らせてる。
瞬時に、表情が華やぐ。
待ち焦がれてた、あなたの。
待ち焦がれてた、あなたからの。
もう、ここで静かに待ってる場合じゃなかった。
紅茶の飲み残しを、分別してゴミ箱へ。
本をかごバッグに押し込み、スマホを右手に握り締め、店の出口に向かう。
一歩外へ出れば夏の熱気が、自らを目掛けて一気に襲ってくる。
冷房の効き過ぎた店内から外に-なので、余計にそう感じてしまう。
思わず一瞬、躊躇してしまうが、サンダルを履いた足はすぐに動き出す。
気怠い夏の暑さも、今の泉夏には、あまり意味をなさなかった。
あなたに逢えるのなら。
あなたに逢う為の暑さなのなら。
二歩目を歩き出したところで、自分とは真逆-店内に入ろうとしていた人物と、危うくぶつかりそうになる。
メールの受信を知らせてる。
瞬時に、表情が華やぐ。
待ち焦がれてた、あなたの。
待ち焦がれてた、あなたからの。
もう、ここで静かに待ってる場合じゃなかった。
紅茶の飲み残しを、分別してゴミ箱へ。
本をかごバッグに押し込み、スマホを右手に握り締め、店の出口に向かう。
一歩外へ出れば夏の熱気が、自らを目掛けて一気に襲ってくる。
冷房の効き過ぎた店内から外に-なので、余計にそう感じてしまう。
思わず一瞬、躊躇してしまうが、サンダルを履いた足はすぐに動き出す。
気怠い夏の暑さも、今の泉夏には、あまり意味をなさなかった。
あなたに逢えるのなら。
あなたに逢う為の暑さなのなら。
二歩目を歩き出したところで、自分とは真逆-店内に入ろうとしていた人物と、危うくぶつかりそうになる。

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