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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
「明日逢いに行く。必ず泉夏に逢いに-」
-だから待っていて、泉夏。
言って秀王は身体を起こし、自分の上にいた泉夏をベッドへ仰向けにした。
自分を見上げる彼女の唇を激しく奪う。
「あ…しゅう…んっ」
荒々しい接吻に翻弄されながら、愛しいひとの背中に手を回す。
明日も、こうしてキスをして。
夢の中でも、こうしていて欲しい。
「約束…して」
-ねえ、しゅう?
口付けの最中、乞う。
「約束する-」
-泉夏。
囁いたその唇は喉元に這い、彼女を狂わす。
乱れた啼き声を上げれば、それが合図のように彼の腰が動いた。
繋がった互いの身体は、あっと言う間に欲情し始める。
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