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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
どれ程の快感が待ち受けているか-ふたりは知り過ぎていた。
猛々しい雄の象徴が、最奥をこれでもかというくらい突いてくる。
子宮を揺り動かす彼のものから、もう逃れられない。
そもそもどんなにもうだめと思っても-逃れたくはない。
すぐにまた-欲しくなってしまうのだから。
「しゅう…っ」
泉夏はきつく、秀王に縋る。
絶対に、離したらだめ。
絶対に、離さないで。
明日から暫くの別れのぎりぎりの時まで、こうして繋がっていて。
「もっと…しゅう…もっと、して…!」
背に絡む、彼女の白い両脚。
優しくなんかもう出来ず、こんなにまで力強く律動を加えているのに。
『やめて』と懇願するどころか-また『もっと』?
彼女はどこまで自分を、欲望の底に誘惑するつもり?
とっくに愛欲の海に溺れてる-。
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