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桜の季節が巡っても~追憶~
第28章 ふたりとも好き2
「お前が言ってる事、俺よく分からないんだけど?みんなと同じ好きかとか、ほんとはどう思ってるかだとかさあ…一体全体なんの話なわけ?」
分かりやすさを求めて迫ってくる龍貴に、遂に泉夏はストレートな思いをぶつけた。
「だから…龍は麻衣の事、私の友達だとかそういうの抜きにして好きかって訊いてるの。だとしたら…もしも麻衣が龍の事本気で好きって言ったら、付き合おうとか考えたりするのかなって?」
正面きっては絶対無理-思っていたのに。
実際はコンビニからの灯りに照らされながら、ふたりで見つめ合っていた。
言い終わり息を吐く泉夏をまじまじと見遣り-数秒後、龍貴はおかしそうに口元を歪めた。
「ほんと、なんの話だよ」
先程と同じ質問を重ねる龍貴に、泉夏は苛立たしさを覚えてしまう。
自分の中では、最大級の勇気を出したつもりだった。
限りなくはっきり伝えたはずだった。
これでもなお分からないだなんて-そんな事があるだろうか。
よほど自分が説明下手か-或いは、彼に最低限の理解力すら備わっていないのかのどちらか。
でもどちらも多分違って。
分かりやすさを求めて迫ってくる龍貴に、遂に泉夏はストレートな思いをぶつけた。
「だから…龍は麻衣の事、私の友達だとかそういうの抜きにして好きかって訊いてるの。だとしたら…もしも麻衣が龍の事本気で好きって言ったら、付き合おうとか考えたりするのかなって?」
正面きっては絶対無理-思っていたのに。
実際はコンビニからの灯りに照らされながら、ふたりで見つめ合っていた。
言い終わり息を吐く泉夏をまじまじと見遣り-数秒後、龍貴はおかしそうに口元を歪めた。
「ほんと、なんの話だよ」
先程と同じ質問を重ねる龍貴に、泉夏は苛立たしさを覚えてしまう。
自分の中では、最大級の勇気を出したつもりだった。
限りなくはっきり伝えたはずだった。
これでもなお分からないだなんて-そんな事があるだろうか。
よほど自分が説明下手か-或いは、彼に最低限の理解力すら備わっていないのかのどちらか。
でもどちらも多分違って。

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