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桜の季節が巡っても~追憶~
第37章 濃蜜な再会4(再編済)
「…少しどころじゃないし」
泉夏の責めの口調に、秀王はばつの悪そうな笑みを浮かべる。
「ごめんね」
本当にそう思っているのか微妙な笑顔で謝罪を述べられても-すぐには『うん』とは言えない。
「優しくって、言った」
泉夏が恨みがましく呟けば、秀王は頷きながら、笑った。
「うん。そうしようと思っていたよ。でもあんまり泉夏が可愛くて、我慢出来なくなった」
「…可愛いなんてほんとに思ってる?」
褒められる事には未だに慣れておらず。
つい、疑ってかかってしまう。
更に今は、言い訳に使われているような気もして。
信用ならないと思ってしまうのは、ある意味仕方がなかった。
しかし、拗ねる泉夏などお構いなしに、秀王は即答した。
「世界一可愛いと思ってる。だからこんなにも心乱されている」
頬を。
頭を。
いつまでも撫でてくれる手に、泉夏は次第に落ち着きを取り戻してゆく。
泉夏の責めの口調に、秀王はばつの悪そうな笑みを浮かべる。
「ごめんね」
本当にそう思っているのか微妙な笑顔で謝罪を述べられても-すぐには『うん』とは言えない。
「優しくって、言った」
泉夏が恨みがましく呟けば、秀王は頷きながら、笑った。
「うん。そうしようと思っていたよ。でもあんまり泉夏が可愛くて、我慢出来なくなった」
「…可愛いなんてほんとに思ってる?」
褒められる事には未だに慣れておらず。
つい、疑ってかかってしまう。
更に今は、言い訳に使われているような気もして。
信用ならないと思ってしまうのは、ある意味仕方がなかった。
しかし、拗ねる泉夏などお構いなしに、秀王は即答した。
「世界一可愛いと思ってる。だからこんなにも心乱されている」
頬を。
頭を。
いつまでも撫でてくれる手に、泉夏は次第に落ち着きを取り戻してゆく。

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