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桜の季節が巡っても~追憶~
第37章 濃蜜な再会4(再編済)
「…先生。私の事、好き?」
泉夏は躊躇いがちに、問い掛けた。
彼は刹那息を呑み-そして、目を細めた。
「この世で一番の愚問だよ、泉夏」
「…」
「『好き』なんて簡単な言葉じゃ全然足りない。足りないけど、他になんて言ったらいいのかも、正直分からないんだ」
-だから結局、言うしかないけど。
彼女の細い身体を抱き寄せ、秀王は想いを発する。
「好きだよ、泉夏。大好きで大好きで、仕方がない。どうやって愛したらこの気持ちが全部、泉夏に届くのか。自慢じゃないけど、こういう事に関しては器用じゃないから、きっと上手く泉夏には伝えられていない変な自信がある」
自嘲気味な声が、耳元でする。
「こうやって泉夏を抱き締める事ぐらいしか、いつも出来ない。こんな俺で申し訳ないけれど。でも泉夏を好きな気持ちだけは、誰にも負けない自負がある。泉夏に対して誠実であり続ける事は誓える。それだけは本当だから、信じて欲しい」
切々と訴えられ、泉夏のまなじりに涙が滲む。
泉夏は躊躇いがちに、問い掛けた。
彼は刹那息を呑み-そして、目を細めた。
「この世で一番の愚問だよ、泉夏」
「…」
「『好き』なんて簡単な言葉じゃ全然足りない。足りないけど、他になんて言ったらいいのかも、正直分からないんだ」
-だから結局、言うしかないけど。
彼女の細い身体を抱き寄せ、秀王は想いを発する。
「好きだよ、泉夏。大好きで大好きで、仕方がない。どうやって愛したらこの気持ちが全部、泉夏に届くのか。自慢じゃないけど、こういう事に関しては器用じゃないから、きっと上手く泉夏には伝えられていない変な自信がある」
自嘲気味な声が、耳元でする。
「こうやって泉夏を抱き締める事ぐらいしか、いつも出来ない。こんな俺で申し訳ないけれど。でも泉夏を好きな気持ちだけは、誰にも負けない自負がある。泉夏に対して誠実であり続ける事は誓える。それだけは本当だから、信じて欲しい」
切々と訴えられ、泉夏のまなじりに涙が滲む。

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