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桜の季節が巡っても~追憶~
第39章 朝帰りの出来事1(再編済)
夫を病気で早くに亡くし、母子家庭となった流川家の唯一の男子として、息子がどれだけ自分を助けてきてくれたかしれない。
年の離れた妹に対しては、兄としての立場プラス、父親としての役目も担ってきたようなところがある。
だから、妹の乱れた生活?に口うるさくなってしまうのは、理解出来なくはない。
しかし、その妹自身が先程語ったように、彼女も昨年成人を迎えた。
大人の仲間入りを既にしているのだ。
行き先も告げずに、毎日泊まり歩いているわけでもなく。
友達との付き合いもあるだろうし、その辺はもうちょっと緩くなってもいいと思うのだが。
「泉夏、なんだその口の利き方は。お兄ちゃんはお前を心配して…!」
出勤の為にワイシャツ姿で朝食をとっていた涼だったが、もう食事どころじゃなくなっていた。
やっぱりもう少し、時間をずらして帰ってくれば良かったかな-泉夏は思ったが、こちらにも事情と言うものがある。
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