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桜の季節が巡っても~追憶~
第39章 朝帰りの出来事1(再編済)
「ねえ、どんなひと?」
興味津々に、身を乗り出される。
「どんな…って」
あとが続かない。
継続されるのは、冷や汗のみ。
「大学のひと?かっこいい?」
絢子の矢継ぎ早の質問に、泉夏はたじろぐしかない。
母親に隠し事は通用しない。
何も言わずとも、大抵の事はいつの間にか分かられてしまってる-もうずっと、昔から。
忘れていたわけではないけれど、今回も決して例外ではなかった事を改めて痛感する。
嘘も誤魔化しも通用しない事を悟り、泉夏は観念して開口する。
「…大学のひと、ではないかな。でも、とっても素敵なひと。かっこ良くて、頭が良くて」
-私にはほんと、勿体ないくらいの。
説明しながら、涙が出そう。
そんなひとが、自分を好きだと言ってくれてる。
そんなにも立派なひとが、自分の『彼氏』だなんて。
「ひとを見る目はあるのね、ママと同じで」
言われ。
赤い顔で母親を見れば、穏やかに微笑まれた。
興味津々に、身を乗り出される。
「どんな…って」
あとが続かない。
継続されるのは、冷や汗のみ。
「大学のひと?かっこいい?」
絢子の矢継ぎ早の質問に、泉夏はたじろぐしかない。
母親に隠し事は通用しない。
何も言わずとも、大抵の事はいつの間にか分かられてしまってる-もうずっと、昔から。
忘れていたわけではないけれど、今回も決して例外ではなかった事を改めて痛感する。
嘘も誤魔化しも通用しない事を悟り、泉夏は観念して開口する。
「…大学のひと、ではないかな。でも、とっても素敵なひと。かっこ良くて、頭が良くて」
-私にはほんと、勿体ないくらいの。
説明しながら、涙が出そう。
そんなひとが、自分を好きだと言ってくれてる。
そんなにも立派なひとが、自分の『彼氏』だなんて。
「ひとを見る目はあるのね、ママと同じで」
言われ。
赤い顔で母親を見れば、穏やかに微笑まれた。

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