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桜の季節が巡っても~追憶~
第40章 朝帰りの出来事2(再編済)
伊集院《いじゅういん》家の居間に通された泉夏は、大きな革張りのソファに座っていた。
「はい、どうぞ。泉夏ちゃん」
目の前のガラスのテーブルに、麦茶が入ったグラスを置かれた。
お盆を手に、百合子《ゆりこ》が笑ってる。
「あ、ありがと…」
朝の挨拶をして、すぐに通り過ぎようと思っていた。
なのに気付けば、家の中に。
百合子の突然の強引な誘いは昔から。
押し切られ、彼女のペースに乗せられるのも、いつものパターン。
でも可愛らしい言動から、何故か憎めないし、許せてしまう。
そんな不思議な魅力を彼女は持っていた。
何はともあれ出されたものは、極力残さずいただかないといけない。
いただきます-冷たい麦茶に口をつければ、冗談ともつかない事を打診される。
「いただきもののケーキがあるけど、まだ朝早いし-」
-ねえ?
自分の回答を待つ百合子の双眸に、泉夏は何度も首を振り肯定する。
「はい、どうぞ。泉夏ちゃん」
目の前のガラスのテーブルに、麦茶が入ったグラスを置かれた。
お盆を手に、百合子《ゆりこ》が笑ってる。
「あ、ありがと…」
朝の挨拶をして、すぐに通り過ぎようと思っていた。
なのに気付けば、家の中に。
百合子の突然の強引な誘いは昔から。
押し切られ、彼女のペースに乗せられるのも、いつものパターン。
でも可愛らしい言動から、何故か憎めないし、許せてしまう。
そんな不思議な魅力を彼女は持っていた。
何はともあれ出されたものは、極力残さずいただかないといけない。
いただきます-冷たい麦茶に口をつければ、冗談ともつかない事を打診される。
「いただきもののケーキがあるけど、まだ朝早いし-」
-ねえ?
自分の回答を待つ百合子の双眸に、泉夏は何度も首を振り肯定する。

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