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桜の季節が巡っても~追憶~
第40章 朝帰りの出来事2(再編済)
思えば朝食もまだ-と言うか抜きなのに、それは食べられない。
いつもの朝ご飯の時間は過ぎてるし、食の細い自分の事-中途半端な間食は危険だった。
お昼を先生と一緒に食べるのだから、間違ってもお腹が一杯で食べられない-そんな事態を招くわけにはいかない。
とにかくこの麦茶を飲み干し、なるべく早くにお暇《いとま》をしなければならなかった。
それでなくても兄に手間取り、自分の中での予定時間を三十分以上は経過していた。
だが、ただ黙って一気に飲み干すのもなんなので、テーブルを挟んで真向いに座った百合子に問い掛ける。
「おじちゃんは?」
ゴルフよ-ほとほとうんざりした答えが、返ってきた。
「好きだもんね、おじちゃん」
「ほんっと、毎週いい加減にして欲しいわよ」
深い溜め息を吐く百合子に同情の引き攣り笑いを浮かべれば、居間の扉が開《ひら》く音。
いつもの朝ご飯の時間は過ぎてるし、食の細い自分の事-中途半端な間食は危険だった。
お昼を先生と一緒に食べるのだから、間違ってもお腹が一杯で食べられない-そんな事態を招くわけにはいかない。
とにかくこの麦茶を飲み干し、なるべく早くにお暇《いとま》をしなければならなかった。
それでなくても兄に手間取り、自分の中での予定時間を三十分以上は経過していた。
だが、ただ黙って一気に飲み干すのもなんなので、テーブルを挟んで真向いに座った百合子に問い掛ける。
「おじちゃんは?」
ゴルフよ-ほとほとうんざりした答えが、返ってきた。
「好きだもんね、おじちゃん」
「ほんっと、毎週いい加減にして欲しいわよ」
深い溜め息を吐く百合子に同情の引き攣り笑いを浮かべれば、居間の扉が開《ひら》く音。

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