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桜の季節が巡っても~追憶~
第41章 朝帰りの出来事3(再編済)
「…俺、これから仕事行かなきゃならないんだよね」
「ごめん、なさ…っ」
「お前だってこれから、有栖川先生と楽しくデートするんだろ。泣き腫らした目でなんか、ちっとも可愛くないじゃん?」
「…」
「お互いの為にも、泣きやんだ方が良くない?」
言い聞かされ。
泉夏は頑張って頷きはしたものの、そう簡単にはいかない。
盛大に嘆息したいところだがそれはどうにか堪え、龍貴は自分の身体からシートベルトを外した。
次いで隣りで俯く泉夏から、シートベルトをそっと外してやる。
「…どこにそんな泣きスイッチがあった?俺、何か言っちゃった?だとしたら、謝るよ」
謝罪して済むならお安い御用だった。
正直、何かやらかしてしまった覚えはまるでないのだけれども。
泉夏の頭を撫でながら、龍貴はひたすらに彼女の出方を待つ。
「ごめん、なさ…っ」
「お前だってこれから、有栖川先生と楽しくデートするんだろ。泣き腫らした目でなんか、ちっとも可愛くないじゃん?」
「…」
「お互いの為にも、泣きやんだ方が良くない?」
言い聞かされ。
泉夏は頑張って頷きはしたものの、そう簡単にはいかない。
盛大に嘆息したいところだがそれはどうにか堪え、龍貴は自分の身体からシートベルトを外した。
次いで隣りで俯く泉夏から、シートベルトをそっと外してやる。
「…どこにそんな泣きスイッチがあった?俺、何か言っちゃった?だとしたら、謝るよ」
謝罪して済むならお安い御用だった。
正直、何かやらかしてしまった覚えはまるでないのだけれども。
泉夏の頭を撫でながら、龍貴はひたすらに彼女の出方を待つ。

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