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桜の季節が巡っても~追憶~
第42章 デート前の波乱1(再編済)
「そう、セブンスター」
-龍の匂い。
少しだけ困ったような。
でも心の底からは困ってなどいない。
『嫌』とは真逆の思いを持っているに違いない-そんな笑みで、その名を口にされた。
途端に、秀王はなんとも言えない複雑な胸中となる。
身体の奥底が燃えるような-この感情は、果たしてなんと言う?
彼女を包む腕が無意識にきつくなる。
彼の匂いが更にはっきりと鼻腔に届き、増々身体の中が熱くなる。
この香りを嗅いだままでいるなんて、可能ならしていたくない。
だけどこの腕を離すなんて、もっと出来なかった。
「先生。少し-」
-苦しい。
力を抜いて欲しいと、泉夏は遠慮がちに願う。
「あっ、ん…」
しかしそれは叶わず、声が漏れた。
紅の塗られた艶やかな唇が吸われ、甘ったるい吐息を吐けば、貪るその行為は加速する。
-龍の匂い。
少しだけ困ったような。
でも心の底からは困ってなどいない。
『嫌』とは真逆の思いを持っているに違いない-そんな笑みで、その名を口にされた。
途端に、秀王はなんとも言えない複雑な胸中となる。
身体の奥底が燃えるような-この感情は、果たしてなんと言う?
彼女を包む腕が無意識にきつくなる。
彼の匂いが更にはっきりと鼻腔に届き、増々身体の中が熱くなる。
この香りを嗅いだままでいるなんて、可能ならしていたくない。
だけどこの腕を離すなんて、もっと出来なかった。
「先生。少し-」
-苦しい。
力を抜いて欲しいと、泉夏は遠慮がちに願う。
「あっ、ん…」
しかしそれは叶わず、声が漏れた。
紅の塗られた艶やかな唇が吸われ、甘ったるい吐息を吐けば、貪るその行為は加速する。

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