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桜の季節が巡っても~追憶~
第42章 デート前の波乱1(再編済)
「微妙な時間だけど近くで軽く何かを食べて、お昼の時間を少しずらす?それとも朝食兼用のランチを早めにしっかり食べるのと、先生はどっちがいい?」
「俺はどっちでも。泉夏に合わせるよ」
「ほんと?なら、少し早めにお昼ご飯を食べに行くでもいい?…あのね、午後はカフェでお茶がしたいなって思ってて。美味しいスイーツも一緒に食べたいから、お腹の余裕を持たせておきたいかなって」
-それで。
『食べ物の話だけはすらすら出てくる』-なんて思われたら、正直恥ずかしい。
でも頻繁に逢えないのだから、叶うか叶わないかは別として、したい事は全て口にしてしまおう-思い切って告げれば、嬉しそうに頷かれた。
「勿論。じゃあ、出かける準備をしよう?」
背を支えられ、ベッドの上から身体を起こされた。
頬にかかった髪の毛をそっと払われ、いつでも変わらない優しい眼差しで見詰められる。
気恥ずかしさにはにかみ、支度をしようとベッドを下りた泉夏だったが、その拍子に漂ったそれに苦く笑う。
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