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桜の季節が巡っても~追憶~
第43章 デート前の波乱2(再編済)
「…好きだから、どきどきするんじゃない?」
あまりにもストレートな彼の呟きが、泉夏の胸を苦しくさせる。
「好きだから、もっとこうしていて欲しいって思う。こうしていたいって思う」
好きだから抱き締めたくて。
好きだから抱き締めていて欲しい。
実に単純で、明快な、理由だった。
言われるまでもなく。
知ってる。
よく、知っている-。
ふたりの間に流れる微妙な空気に心が痛くなりながらも、泉夏は伝えなければならなかった。
「二カ月前の事を色々と思い出してしまったの。『ありがとう』を伝えたかっただけなのに、いざとなると色んな事が思い出されてしまって。今更のように、龍に悪い事したなって思ってしまってた。実際、結果的に申し訳ない事をしてしまったし。そんなの龍は全然望んでなんかいないのは分かるのに、それでも考えずにはいられなかった。龍がどんなにいいひとなのか。そんなにもいいひとを、自分はどんなに傷付けてしまったのか。抱き締められた時、そういう感情が一気に湧き上がってきて…なんか、もう」
こんな事言ったって。
こんな事思ったって。
彼をどうか出来るわけじゃない。
それでも思わずにはいられない。
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