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桜の季節が巡っても~追憶~
第43章 デート前の波乱2(再編済)
「嫌いになんてなる必要がどこにある?」
穏やかなひとことに、泉夏は急いで顔を上げた。
「今まで通り。これからも、ずっと。泉夏は、龍を好きでいていいに決まってる」
「…怒らない?」
彼を信じてはいるけれど-でも、今ばかりは、念を押さずにはいられなかった。
だから、最初から怒ってなんて-秀王は笑った。
「泉夏の事も、龍貴の事も、全然怒ってない。誤解させるような態度をとっておきながらなんだけど、強がりでも、我慢してるのでもない。ほんとだ。…ただ、龍貴には敵わないなって改めて思った。そんな龍貴に滅茶苦茶妬いて、余裕がなくなって…自分を見失いそうにはなってしまったけれど」
「先生が妬く事なんて何もないよ?さっきも言ったけど、龍の事は確かに好きだけど、でも私が一番に好きなのは-」
-先生。
話してる最中《さなか》。
彼の唇が掠めてきた。
何度したって彼とのキスは、嬉しくて恥ずかしい。
染まった頬で彼を見れば、微笑みを返された。
穏やかなひとことに、泉夏は急いで顔を上げた。
「今まで通り。これからも、ずっと。泉夏は、龍を好きでいていいに決まってる」
「…怒らない?」
彼を信じてはいるけれど-でも、今ばかりは、念を押さずにはいられなかった。
だから、最初から怒ってなんて-秀王は笑った。
「泉夏の事も、龍貴の事も、全然怒ってない。誤解させるような態度をとっておきながらなんだけど、強がりでも、我慢してるのでもない。ほんとだ。…ただ、龍貴には敵わないなって改めて思った。そんな龍貴に滅茶苦茶妬いて、余裕がなくなって…自分を見失いそうにはなってしまったけれど」
「先生が妬く事なんて何もないよ?さっきも言ったけど、龍の事は確かに好きだけど、でも私が一番に好きなのは-」
-先生。
話してる最中《さなか》。
彼の唇が掠めてきた。
何度したって彼とのキスは、嬉しくて恥ずかしい。
染まった頬で彼を見れば、微笑みを返された。

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