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桜の季節が巡っても~追憶~
第44章 デート前の波乱3(再編済)
「言わないなら…俺の思うようにするよ?もうちょっとでいいから…俺は泉夏とこうしていたい」
緩やかに奥深く加速する抽送に、熱い溜め息を吐《つ》き、泉夏は恍惚と天を仰いだ。
「ああぁぁ…っ」
そこから身体の末端にまで広がる快感に、肌が粟立ってゆく。
もう全身が性感帯のようだった。
うわ言のように、泉夏は反復する。
「いい…きもちい…とっても…いい」
「そんなに?泉夏」
-そんなにまで、いい?
悦び。
求められれば、男として素直に嬉しい。
きつく締め付けるばかりの彼女の中に堪えながら、秀王は問う。
「…先生は?」
「え?」
「先生は…良くない?私は…そんなにまで、いいよ」
背後からの貫きに耐えながら、色のある声音で逆に尋ねられ、秀王は即答した。
「凄くいいに決まってる」
それを聞いた泉夏は悶えつつも、笑みを零した。
じゃあ、私とおんなじ-身体を捻り、彼に向き合う。
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