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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
「とりあえず水族館に行って、それからは時間の許す限り泉夏の行きたい所に行こう?」
昼食をとりながらようやく決定した、記念すべき『初デート』の場所。
告げた途端。
手を繋いでいた彼女の歩みがふと、止まった。
その場に佇む泉夏を秀王は訝しがる。
「先生と一番初めに行きたい場所、やっぱり変えてもいい?」
「変える…他に行きたい所があった?」
「うん」
「勿論。どこにする?」
否と言う選択はない。
秀王が期待を込めて訊けば、信じられないひとことを彼女は発した。
「…図書館」
「えっ?」
聞き違ってしまったのだろうか-きっと、そうに決まっていた。
乾いた笑いと共に、秀王は泉夏を見遣った。
「図書館に行きたい。先生と一緒に」
-だめかな?
あまりにも驚いた顔をしてしまっていたのだろう。
恐る恐るといった風に許可を求めてくる泉夏に、秀王はすぐに返事は出来ない。
昼食をとりながらようやく決定した、記念すべき『初デート』の場所。
告げた途端。
手を繋いでいた彼女の歩みがふと、止まった。
その場に佇む泉夏を秀王は訝しがる。
「先生と一番初めに行きたい場所、やっぱり変えてもいい?」
「変える…他に行きたい所があった?」
「うん」
「勿論。どこにする?」
否と言う選択はない。
秀王が期待を込めて訊けば、信じられないひとことを彼女は発した。
「…図書館」
「えっ?」
聞き違ってしまったのだろうか-きっと、そうに決まっていた。
乾いた笑いと共に、秀王は泉夏を見遣った。
「図書館に行きたい。先生と一緒に」
-だめかな?
あまりにも驚いた顔をしてしまっていたのだろう。
恐る恐るといった風に許可を求めてくる泉夏に、秀王はすぐに返事は出来ない。

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