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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
「遠くに行くだけがデートじゃない。そもそも私達、遠くどころか近くだってどこにも行った事がないし」
彼女の言葉は実に的を得ていた。
秀王は深く頷く。
「近くたって、楽しい場所沢山あるよ?先生と手を繋いで、目的もなくこの辺を歩くだけだって私はとっても嬉しい」
「うん」
「『どこに行くか』じゃなくて『誰と行くか』じゃないかって私は思う。先生とならどこに行っても楽しいに決まってる」
はにかむ彼女に、愛しい想いが上乗せされてゆく。
自分が愛する彼女は。
自分を愛してくれているであろう彼女は。
何故いつも、自分をこんなにも夢中にさせるのだろう。
何故いつも、自分をこんなにも幸せな気持ちで満たしてくれるのだろう。
本当に。
本当に。
好きで仕方がない。
好きで好きで、堪らない-。
「初めてのデートの場所が図書館だなんて、私達らしいと言えば私達らしくない?」
「そうかもしれない。…寧ろ、相応しい場所かもしれない」
泉夏の冗談めかした物言いに、秀王は口角を上げた。
彼女の言葉は実に的を得ていた。
秀王は深く頷く。
「近くたって、楽しい場所沢山あるよ?先生と手を繋いで、目的もなくこの辺を歩くだけだって私はとっても嬉しい」
「うん」
「『どこに行くか』じゃなくて『誰と行くか』じゃないかって私は思う。先生とならどこに行っても楽しいに決まってる」
はにかむ彼女に、愛しい想いが上乗せされてゆく。
自分が愛する彼女は。
自分を愛してくれているであろう彼女は。
何故いつも、自分をこんなにも夢中にさせるのだろう。
何故いつも、自分をこんなにも幸せな気持ちで満たしてくれるのだろう。
本当に。
本当に。
好きで仕方がない。
好きで好きで、堪らない-。
「初めてのデートの場所が図書館だなんて、私達らしいと言えば私達らしくない?」
「そうかもしれない。…寧ろ、相応しい場所かもしれない」
泉夏の冗談めかした物言いに、秀王は口角を上げた。

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